2016年9月15日(木)、キヤノンSタワーにて、キヤノンの新製品「EOS M5」のモノフェローズイベント(家電系ブロガーイベント)を開催しました。当日はカメラ好きなモノフェローズにお集まりいただきました。ありがとうございました。
イベント会場は、キヤノンSタワーの28階。
EOS M5と同時に発表された「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のセットを触っていただきながら、まずは製品についての説明を行いました。
いままでのミラーレスに、満足しているか?
挑戦的なキャッチコピーの背景には、ミラーレスカメラに対する不満を徹底的に追求し、さまざまな点で解消しようとする姿勢がありました。キヤノン史上最高のミラーレスカメラが誕生です。
ミラーレスユーザーの主な不満は5つ。EOS M5ではそれぞれどのように解決したかを説明いただきました。
オートフォーカスが遅いという不満を解消するために、EOS Mシリーズに先進のAF技術を搭載することで、快速・快適AFを実現。 また、約2420万画素すべてが撮像と位相差AFの役割を兼ねているデュアルピクセルCMOS AFにより、撮像面の80×80%の範囲において、全面全域で測距可能です。
さらに、連続撮影速度も大幅に向上。AF・AE固定で最高約9コマ/秒、AF追従で最高約7コマ/秒の高速連写を実現しました。
単にAF機能が優れているというだけでなく、特に動体に対して集中的に強化されているな、という印象を受けました。通常使用の範囲内でこの機能の便利さを実感する場面も多いのでは、と思います。(kncafe様)
»ブログを見る暗いシーンが綺麗に撮れないという不満に対しては、映像エンジン DIGIC 7を搭載し、高感度撮影時の解像感を向上させ、常用ISO感度も25600に広がりました。
EOS M5の常用ISO感度は100から25600までということなので、4000くらいだったらまだまだいけるのでしょうね。これだけ暗所でも撮れるのですからなかなか感心しました。(とくとみ様)
»ブログを見るモニターで撮影しづらい、ファインダーは必要、というユーザーの声に対しては、有効画素数約236万ドットの内蔵EVFを搭載し、デジタル一眼レフと同様の感覚で撮影できる、より見やすく、より使いやすく、タイムラグが少ないなど、撮影のしやすさを追求しました。
EVFを覗いていると連写中の表示は紙芝居になりますが、動体を追いかけることは十分出来るし、AFが動いている様子もよく見えます。(Hi様)
»ブログを見る「のぞいて撮る」にこだわり、EVFののぞきながらでも素早く操作できるよう、豊富なダイヤルを用意。上級者も満足できるような快速・快適な操作系を実現しています。
ファインダーを覗きながら親指の腹で回せる露出補正ダイヤルは◎、その隣のサブ電子ダイヤルと、上面に配したファンクションボタンも良い使い勝手。単にEOSのミニチュア化、ではなく、EOS Mとしての操作性を練り込んでいるのが感じられる。(SAIKA様)
»ブログを見るそして、ファインダーをのぞいたままタッチパネル操作でピント位置を調整できる、タッチ&ドラッグAF機能を搭載。 利き手や利き目、手の大きさなどに応じて、自分が操作しやすい方法へ自由にカスタマイズもできるようになっています。
欲しかったけどほんとにできるとは思っていなかったような機能!しかもすごいのが、右手親指が認識するエリアを細かくカスタマイズでき、さらにさらに、絶対位置と相対位置を変更できること。(ゆう様)
»ブログを見る今回、「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を追加しバリエーションもさらに豊富になったEF-Mレンズ。広角域から望遠域まで、さまざまな表現が楽しめます。 「マウントアダプター EF-EOSM」を装着すれば、キヤノンが半世紀以上の歳月をかけて磨きつづけてきたラインナップ豊富なEFレンズも使用可能で、EFレンズの性能をそのまま活かし表現力を広げます。
軽量のミラーレス + 一眼レフのレンズという組み合わせは最強のタッグなのかも?と思ってしまうくらいです(笑)。(シンジマン様)
»ブログを見るいつでも持ち歩けて撮影プロセスがしっかり楽しめるように、「凝縮」「触感」「先進」の3つのキーワードをもとにデザインされました。
M5のデザインコンセプト。キヤノンのこだわりを感じるものです。凝縮・触感・先進 「過去作品のオマージュには逃げない」という言葉に覚悟を感じます。(kazutoku様)
»ブログを見る特にこだわったのは、サイズ感とホールドの良さ。
様々なタイプの手、サイズ、指の可動域を検証し、快適なホールディング性を追求。
大きなEFレンズ使用時にも快適なホールディング性と取り回しの良さを実現。 高画質で基本性能の高いカメラが、使い易く小型軽量になることによって、写真という趣味と、写真以外の趣味が高い次元で両立できる。そんな使用シーンをイメージしながらデザインを考えられています。
白レンズ(望遠系の L レンズ群)にも対応できるグリップ感やバランスを目指したというだけあって、これだけフロントヘビーなレンズ(EF50mm F1.2L USM)を装着してもホールド感は悪くありません。(B様)
»ブログを見るEOS M5についての説明のあとには、別室に移動して実機を試していただきました。 進化したAFや高速連写、快速レスポンス、EVFなどを試していただくため、Nゲージでの鉄道写真撮影ができるコーナーをご用意。
また、様々なレンズでの表現を楽しんでいただくために、EFレンズもご用意しました。
EVF、チルト液晶、それぞれでの撮影を試していただきました。
動きものの撮影でしたので、流し撮りをサポートする機能を試される方も。
地味に感動したのが「流し撮りモード」!まさかこれまで全くできていなかった流し撮りが 一発で決まると思っていなかったので、驚きも一入でした。(ゆう様)
»ブログを見るまた、もう1つの部屋には、小物撮影ができるコーナーを用意しました。
EF-Mシリーズ初のマクロレンズで小物撮影を試されている方。
顕微鏡の世界のように非現実的な世界もクリアにのぞけます。使い方次第では超絶面白い!(のぽりん様)
»ブログを見る部屋を暗くして、望遠レンズで夜景や鉄道写真を楽しんでいただきました。
今回ご参加くださったモノフェローズの皆さまには、イベント後に実機の貸し出しもあり、イベントの様子や貸出中の感想についてもモノフェローズの皆さまのブログ記事でわかりやすくまとめてくださっています。是非そちらもご覧ください。