EOS × 東京カメラ部

EOS M3 PhotoJourney[フォトジャーニー]

EOS M3と巡る旅 鳥取 東京カメラ部 柄木 孝志

EOS M3と巡る旅 鳥取 東京カメラ部 柄木 孝志

東京カメラ部10選、写真コンテスト入賞者の方々がEOS M3を手にお気に入りの撮影スポットへ小旅行に出かけてきました。小旅行の中で撮影された作品の美しさから、EOS M3ならではの持ち運びやすさ、画の美しさ、EFレンズの性能をフルに引き出せるポテンシャルの高さをご確認ください。

私はご縁があって鳥取・島根の山陰地方の風景写真を撮る仕事に就くことができました。
「地元・鳥取を一人でも多くの方に知っていただき、現地へと足を運んでほしい」そんな思いから、地域活性や観光産業のアプローチとして「写真」に携わって10年近くになります。

普段使っているカメラは、キヤノンのデジタル一眼レフカメラEOS 5D Mark Ⅲ、EOS-1D Xです。ミラーレス一眼カメラについてはEOS M2を試してみた時期があります。今回EOS M3を最初に手にした時には、EOS M2から一新された外観が印象的だったのと同時に「中身もかなり進化したのでは」という期待を抱かされました。

最も気になるのは画質です。繊細な描写性能が求められる風景撮影で、EOS M3はどんな画を見せてくれるのだろうか。このカメラで鳥取の魅力を伝える風景写真が撮れるのだろうか。いつも撮っている撮影地、慣れ親しんだ被写体でEOS M3の実力を試してみました。

Canon EOS M3・EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM・1/1000s・F5.6・ISO100 Photo by Takashi Karaki

最初に出かけたのが日本一の規模を誇る鳥取砂丘です。夕景を狙って日没前に出かけました。ロケ当日、天候はよかったものの台風並みの強風で、広大な砂の大地では砂嵐が猛威をふるってました。砂丘の広さを表現したくて、 3人組が通過するまで砂嵐に耐えながら撮影した思い入れのある一枚です。直前までレンズを砂から守り、人が通過する瞬間にカメラを構えたのですが、AFは砂嵐の中でも瞬時に狙ったところにピント合わせてくれ、イメージ通りの写真になりました。

Canon EOS M3・EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM・1/800s・F5.6・ISO100 Photo by Takashi Karaki

私は、鳥取砂丘で写した植田正治先生(鳥取県出身)の作品に大きな影響を受けていますが、植田先生の作風とは違って、人物シルエットを点景にした夕景を好んで撮ります。このときは、砂丘の少し突き出たところにカップルが寄り添っていたので、頂上だけを切り取って2人のシルエットを強調してみました。「砂丘のてっぺんで愛を叫ぶ」です(笑)。2人のシルエットはくっきりとシャープに、空との境目も高画質に描写されています。さすが2420万画素。細かい部分の表現力が優れていますね。

Canon EOS M3・EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM・1/200s・F6.3・ISO400 Photo by Takashi Karaki

砂丘の向こうに沈む夕日をバックに、女性のシルエットを望遠ズーム「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」でとらえてみました。驚いたのが描写の繊細さです。望遠端の200mmでの撮影ですが、シルエットはとてもシャープな輪郭を見せています。また、夕日のフォルムと人物のシルエットを引き出すために露出補正を-1にしましたが、砂丘は黒つぶれすることなく砂の質感がうっすらと残っています。とてもバランスのいい一枚になりました。

Canon EOS M3・EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM・1/200s・F7.1・ISO100 Photo by Takashi Karaki

砂丘で撮影してると突然の轟音とともに飛行機が急旋回し始めました。その瞬間を慌てて切り取ったのですが、EOS M3は測距点が最大49点に増えるなどAF面での性能が進化したこともあり、しっかりと機影をとらえてくれました。夕日の下半分を隠しているあたりは砂丘が赤く染まっていますが、その赤い光から砂丘のシルエットまでの赤~黒のグラデーションは拡大して確認しても非常になだらかで、「このカメラは風景写真に使える!」と実感した一枚です。

Canon EOS M3・EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM・1/125s・F7.1・ISO100 Photo by Takashi Karaki

夕日が沈む瞬間です。真っ赤に染まる夕日とともに空の青も表現したかったので、クリエイティブアシスト機能を使ってみました。「すっきり~鮮やか」「寒色~暖色」などわかりやすい言葉で表現されたバーをタッチ操作するだけで、好みの色や明るさ、コントラストに仕上げることができる機能です。写真の変化を液晶画面上でリアルタイムに確認し、瞬時に調整することができる手軽さは、ビギナーだけでなく幅広い人に実感いただけると思います。積極的に活用したい機能ですね。

Canon EOS M3・EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM・1/160s・F6.3・ISO400 Photo by Takashi Karaki

「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」の望遠端で撮影し、大地を舞う砂と、女性の行く先にそびえる砂丘の大きさを表現しました。また、露出を若干アンダーに仕上げることで孤独感、砂丘の厳しさを表現しました。風景撮影では絞り優先AEを使うことが大半なので、EOS M3になって絞りや露出補正の設定をダイヤル操作でできるようになったのはとてもうれしいですね。撮影が格段にスピーディーになり、砂嵐の中ではとても助かりました。

Canon EOS M3・EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM・1/1250s・F6.3・ISO500 Photo by Takashi Karaki

鳥取県内は桜が満開の時期だったので、砂丘からすぐ近くのJR大岩駅に足を伸ばしてみました。この駅は線路沿いに100mほどの桜並木があり、ローカル線と満開の桜を同時に写真に収めることができます。列車のような動体の撮影には、電子ビューファインダーを覗いての撮影がしっくりきますね。また、最大49点の測距点により画面の端を迫ってくる列車にも確実にピントを合わせてくれ、秒間最高約4.2コマという連続撮影が列車を好みの位置に写し止めてくれました。

.Canon EOS M3・EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM・30s・F6.3・ISO1600 Photo by Takashi Karaki

ライトアップ消灯後の境台場公園(境港市)に出かけました。ISO1600に設定しましたが、光源がほとんどない中でも液晶モニター上に桜のシルエットをしっかりと確認でき、簡単にピント合わせができたのには驚きました。また、マルチショットノイズ低減機能を使ったところ、驚くほど低ノイズに再現してくれました。桜が灯台を取り囲むように表現したかったので広角ズーム「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」を使ってチルト液晶を見ながらローアングル撮影をしました。

Canon EOS M3・EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM・25s・F9・ISO400 Photo by Takashi Karaki

地元のお気に入りの場所で、南部町の法勝寺城山公園から見下ろした法勝川沿いの桜です。通常のライトアップに加えて今年から一部がLEDに替わったこともあり、色の違う光源が混在して難しい撮影になるかと心配しましたが、青白い桜とピンクの桜でバランスよく画面構成できました。光量の違いも気になりましたが、ISO400でじっくり30秒かけて露光したところ、白とびや黒つぶれも少なく階調豊かに再現してくれました。広いダイナミックレンジは夜間撮影の味方ですね。

Canon EOS M3・EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM・20s・F25・ISO100 Photo by Takashi Karaki

私の一番の撮影フィールドである名峰・大山(だいせん)。この時期、山の桜は満開を迎えておらず、山肌も雪がまばらでした。そこで早朝の海に出かけ、遠景の大山を打ち寄せる波とともに狙ってみました。20秒のスローシャッターで撮影し、水面をぶらしています。海と空は、色鮮やかかつ繊細なグラデーションで描かれ、満足のいく画質を見せてくれました。地面に近い位置からのローアングル撮影ですが、チルト式液晶モニターのおかげで無理な姿勢をとらずにすみました。

私は、風景写真がメインであり、とくに早朝や夕景~夜景の撮影が多いため、ミラーレス一眼カメラに対してはこれまでサブ機というイメージを強く持っていました。それが、EOS M2からEOS M3へのモデルチェンジではその考えを覆されました。EOS M3の画質の素晴らしいこと!とくに高感度撮影時のノイズの少なさは想像以上でした。チルト液晶を使ったライブビュー撮影など、普段使っている一眼レフカメラにはできない撮り方もできるとあれば、もはやサブ機にするにはもったいない。表現の可能性を広げてくれるカメラだと思いました。

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取材:丸橋ユキ

東京カメラ部 柄木 孝志

東京カメラ部 柄木 孝志

11年前に、鳥取県米子市にIターン。
鳥取県が誇る名峰・大山(だいせん)を主に、地元の美しい風景を切り撮るなど写真活動を中心とした地域活性化事業に本格的に取り組む。
2013年秋には1st.写真集「瞬~matataku~」を出版。
活動の原点は「地域への思いと発信」。写真をきっかけに多くの方に私たちが暮らす町へ足を運んでいただければと思っています。
»東京カメラ部10選ページ

EOS M3  PHOTO JOURNEY キャンペーン

「EOS M3 PHOTO JOURNEY~EOS M3と巡る旅~」で取材させていただいた
柄木 孝志さん(東京カメラ部)が今回の旅で撮影された作品をプレゼントいたします!



作品は、A2サイズ、PIXUSプリント(額装あり)させていただきます。
柄木さんが撮影された、鳥取の素晴らしい風景を是非ご堪能ください。

※お一人で何度もご応募いただけますので、お好きな作品にお申込みください。
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